奥尻島一周コース (木古内-江差経由)

奥尻島一周コース (木古内-江差経由)

▼ プロフィールマップ:奥尻島一周その1(木古内~江差FT)

 

▼プロフィールマップ:奥尻島一周その2(奥尻FT~島一周)

 

▼プロフィールマップ:奥尻島一周その3(江差FT~木古内)

 

特徴

みなみ北海道エリアで唯一、一般人が渡航できる離島である奥尻島は、「奥尻ブルー」の名で知られる透明度の高い青い海と、ウニやアワビなど豊富で新鮮な海産物の宝庫です。また、離島特有ののんびりした雰囲気があり、島人達との触れ合いも楽しみ方の一つです。

サイクリングコースとしての奥尻島は、適度な起伏に富み走り応えがありつつ、海沿いの奇岩群や高台からのパノラマなど眺望も楽しめます。

そんな奥尻島に向かうには、江差町またはせたな町からのフェリーと、函館空港からの飛行機があります。今回はみなみ北海道エリアの歴史&文化に多く触れるチャンスがある、江差町経由のコースをご紹介します。

尚、江差~奥尻間のフェリーが1日2便ある時期、かつ復路の便まで比較的時間がある5月~10月中旬の期間ならば、健脚であればの条件付きですが、奥尻島を一周して日帰りすることは決して不可能ではありません。しかし、復路の江差フェリーターミナル(以下、FT)着が18時過ぎとなり木古内まで山奥のナイトラン必至になることと、どうせなら島内で宿泊して島グルメを堪能するべきであることの2つの理由から、島内で宿泊する1泊2日の行程をおすすめします。2泊なら尚良しです。

サイクリングに適した春~秋を想定した上で島内に宿泊する場合、該当するフェリーの時刻は次の通り(2018年5月1日~10月15日のダイヤ)となります。

  1. 初日:江差FT 9:30発 → 奥尻FT 11:40着
  2. 2日目:奥尻FT 6:50発 →江差FT 9:00着

この場合、2日目の午前中に時間的余裕ができます。江差FTの近くにある歴史&文化スポットを楽みつつランチを済ませてから、ゴールの木古内駅へ向かって走り出すと良いでしょう。

ルート

  1. 木古内駅前 スタート
     松前方向に進み、木古内川を越えたら右折して道道5号線に入る。湯ノ岱・上ノ国方向へ。
  2. 上ノ国町 経由
     大留(旧JR上ノ国駅前)のT字路を直進し国道228号線に入る。江差方面へ。
  3. 江差港フェリーターミナル
     ハートランドフェリーの奥尻島行きに乗船。(フェリーの本数が少ないので到着時刻に注意)
     フェリー乗船まで時間がある場合は、江差町内を散歩orサイクリング。
  4. 奥尻港フェリーターミナル
     2時間10~20分の船旅。
  5. 奥尻島一周
     島内の宿泊施設は多いが、ハイシーズンは混み合うため予約しておくのが無難。
  6. 奥尻港フェリーターミナル
     
    2時間10~20分の船旅。
  7. 江差港フェリーターミナル
     時間に余裕があれば、江差町内で歴史&文化スポット巡りとランチがおすすめ。
  8. 上ノ国町 経由
     大留(旧JR上ノ国駅前)のT字路を直進して道道5号線に入る。湯ノ岱・木古内方面へ。
  9. 木古内駅 ゴール
     新幹線高架をくぐって直ぐの踏切を越えたら、次の交差点を左折して木古内駅方面へ。

ルートの説明

  • ルート1と2の間(木古内町→上ノ国町)、およびルート8と9の間(上ノ国町→木古内町)
    町境に標高150m程の峠がある。ピークは全長1.5kmの新吉堀トンネル。斜度は両側で同じ程度。
  • ルート3と6 (ハートランドフェリー)
    2等客室を利用する場合は予約不要。
    乗船手続きは出港の30~40分前までに済ませる。
    自転車を輪行せずに車両甲板へ積み込む場合は、出港の40分前までにフェリーターミナル窓口で手続きが必要。特殊手荷物運賃は1,300円(2018年時点)。

走行距離

160.8km
(木古内駅~江差FT間 片道47.4km)
(奥尻島一周 66km)

獲得標高

上り 1,247m (内、奥尻島は692m)
下り 1,234m (内、奥尻島は679m)

推定所要時間(自転車走行中のみ)

10時間18分
(奥尻島 4時間23分)

休憩スポット

  • 道の駅 みそぎの郷 きこない (木古内町)
    発着点(木古内駅)の正面。レストラン&テイクアウト&観光案内所有り
  • 江差FT (江差町)
    トイレ、ベンチあり
  • 奥尻FT (奥尻町)
    トイレ、観光案内所、おみやげ店あり
  • 徳洋記念緑地公園 (奥尻町)
    奥尻FTから16.9km地点にある奥尻島津波館の隣り。トイレあり
  • 奥尻湯ノ浜温泉ホテル緑館 (奥尻町)
    奥尻FTから29.8km地点にある神威脇温泉保養所の近く。トイレあり
    ホテル正面に無料の足湯あり。
  • 賽の河原公園 (奥尻町)
    奥尻FTから54.2km地点。トイレあり
  • 開陽丸記念館 (江差町)
    江差FTから600m。トイレ、観光案内所、おみやげ店あり
  • 湯ノ岱バス停 (上ノ国町)
    江差FTから22.4km地点。トイレあり

観光スポット

  • なべつる岩 (奥尻町)
    奥尻FTから1km地点
    決して見過ごすことのできない独特な形状の奇岩。
  • 奥尻島津波館 (奥尻町)
    奥尻FTから16.9km地点
    1993年に発生した北海道南西沖地震による大津波の悲劇を今に伝えているメモリアルスポット。
  • 奥尻ワイナリー (奥尻町)
    奥尻FTから29.4km地点
    日本で唯一、離島で作るワイン。直売所には工場限定品もある。
  • 神威岬温泉保養所 (奥尻町)
    奥尻FTから29.8km地点
    北海道で最西端の温泉がここ。2階の浴室からは日本海が見える。
  • 球島山展望台 (奥尻町)
    奥尻FTから45.8km地点で右折。さらに1.8km進む。
    一般人が行ける、島内の最高地点。島の大部分をパノラマで見渡せる。
  • 賽の河原公園(稲穂岬) (奥尻町)
    奥尻FTから54.2km地点
    松前藩の祖である武田信広にまつわる言い伝えが残る、名前通りの独特な情景の岬。行けば分かる。
  • 宮津弁天宮 (奥尻町)
    奥尻FTから59km地点
    海岸沿いにひょっこりと生えたような変わった地形の上にある。
  • 開陽丸記念館 (江差町)
    江差FTから600m
    箱館戦争スポットの一つ。悲運にも沈没した戦艦を再現し、引き揚げ品を展示している。
  • かもめ島 (江差町)
    開陽丸記念館のとなり
    カモメが翼を広げたような形状の島。裏側は別世界の景色が広がる。
  • いにしえ街道 (江差町)
    江差FTから400m
    北前船交易で栄えた頃の町並みを再現した通り。
  • 江差追分会館・山車会館 (江差町)
    江差FTから500m
    民謡の王様とも称される「江差追分」の歌謡実演を目の前で。
  • 木古内町郷土資料館 いかりん館 (木古内町)
    江差FTから44.4km地点
    咸臨丸のイカリや、縄文土器の旧江差線の展示など。無料ガイド有り。
  • 道南トロッコ鉄道 (木古内町)
    江差FTから44.4km地点。4月末~11月初旬の土日祝営業。
    旧江差線の線路でトロッコ運転体験ができる。